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浜辺の診療室から

夏の風物詩 うちわ

  • 生をめぐる雑文

毎年、夏になるとオリジナルうちわを作成していた時期がありました。

最初の年は朝顔を描き、二回目からはスイカや、かき氷を描いてみたり……。

裏面には理事長と話し合って、ちょっとしたメッセージを入れてきました。

吹き出す汗に負けることなく、

送迎や入浴サービスを次々とこなすスタッフ諸氏に、

感謝の意を込めて配布するための風物詩兼ツールでした。

 

 

 

そのあとコロナの時代になって、

夏は来たけれど、

厳しい粛清が求められるなかで、

うちわを作る気もすっかり萎えていました。

 

令和5年夏は、

ひさびさに作ってみようという気になったので

作ってみました。

 

 

夏には夏休みがあり、終戦の日があり、

盆踊りや縁日、それに壮大な花火大会があり、

球児たちの夢舞台である高校野球選手権大会があります。

夏の甲子園も決勝近くになると

レフトやセンターに赤とんぼが舞う様子が映し出され、

暑かった夏もいよいよ終わるんだなぁとの思いに包まれます。

 

遠いむかし、夏の盛りの蝉のように という名の舞台を見ました。

草野大悟さん、高橋長英さん、大滝秀治さんたちの声や動作が印象的でした。

蝉という存在は、夏のすべてを如実に表しています。

マリンスポーツや野外ライブといった色彩豊かな“動” がある一方で、

はかなさ、せつなさ、ほろ苦さといった淡色系の“静” も同居している季節。

あっという間に通りすぎてしまうのも、夏の特徴でしょう。

そのような夏に、……そして50年前の映画「ひまわり」で

地平線の彼方まで埋め尽くされた ひまわり畑を育んでくれた夏に

憧れにも似た、いとおしさを感じます。

 

  スイカ割り 聞こえる応援 波のおと

  庭に出て スイカ食べつつ 星見上げ

 

令和5年の夏は、いつの年にも増して

平和でありますよう、祈ります。

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